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☆制震設計事務所のつぶやき – 突然やって来る直下型地震 2016年10月15日

a.突然やって来る直下型地震 P波 S波0001

(画像:地震の伝わり方 – Hi-HOから抽出)

 

上の図は、震度計に記録された地震の様子です。

まず、P波が記録されその後揺れの大きなS波が記録されます。

 

P波は進行方向と同じ向きに振動する縦波で、S波は進行方向に対して直角に振動する横波です。

P波は、プライマリーのP、先行するいうこと。

S波は、セコンダリーのS、2番目といことです。

 

地震波には縦波と横波があり、縦波のほうが、伝達速度が速くこれがP波となります。

これらの波の伝わる速さは物質の密度や固さ(弾性定数)に依存するので深さによって変化し、

地震の震源では、P波もS波も同時に発生するが、それが遠方に伝達されるに従い早さの差から

到達時間に差が出てきます。

 

a.P波 S波0001

(画像:地震の伝わり方 – Hi-HOから抽出)

 

地表付近では、P波の速度は5~6km/s、S波はP波のおよそ60~70%の速度で3~4km/sの速

度。P波よりS波の方がやや遅いので、P波である縦振動が来てからS波の横振動がくることに

なります。地震の場合、まず縦揺れがきてから横揺れがきます。これがP波がきてS波が来る

いう現象です。直下型や震源が近い場合は、P波もS波もほぼ同時にきて大きな被害となる場合

があります。

 

震源の深さを20kmとすると、その真上の点にP波が到着するまで3秒程度、S波が到着するまで

5~6秒です。1秒間のP波の揺れの記録をもとにし、それから計算をはじめて震源とマグニチュ

ードを求めます。それを緊急地震速報として送信するので、とてもS波が到着するまでに緊急地

震速報を出すのは無理ということになります。

 

ふつう、マグニチュードが大きな地震は震央付近の震度も大きくなりますが、地下深いところ

の地震だと、地表までの距離が遠くて震央の震度もたいしたことはありません。

しかし、マグニチュードがそれほど大きくなくても、地下浅いところの地震は震央付近の震度

も大きく被害も大きくなります

地下浅い直下型地震だと、緊急地震速報も間に合わないことになります。

 

突然やって来る直下型地震。

皆様、ご注意を…。

 

 

 

 

 

 

 

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