雪の多い地域では、「冷暖房のエネルギー効率」や「断熱性」が重視されます。
更に、今までに地震の被害があった地域ではなおさらですが、雪の多い地域、台風など暴風気象
の多発する地域においては、住宅のより高い「耐久性」が期待されます。
どうしてか? それは家を構成する構造躯体というのは『摩耗していく』からです。
例えば住宅の上に雪が積もる。その「雪の重み」は家の構造材で支えるわけです。そしてその頻
度が多く、期間が長ければ長いほど構造材は消耗し、摩耗します。
ではこの「摩耗」とはどのような現象なのか?
つまるところ、これは「運動エネルギーを構造材が受け止め続けた結果」と言えます。
地震の衝撃運動エネルギーを構造材がそれを受け止めて「耐えた」ということであり、免震技術
や制震技術は「構造材に負担を掛けない」「構造材のダメージを軽減する」ために、構造材の代
わりに「運動エネルギーを専門に吸収」するための技術です。
構造材が破壊されにくければ、住宅も倒壊しにくく安全だという考え方です。
つまり、雪の「重み」も「風雨の衝撃」も『構造材を摩耗させる』事象と言えます。
他社の免震装置や制震装置は「地震動」に関してはその衝撃を「緩和」して構造材の損耗を軽減
し、構造材の寿命を延ばす効果がありますが、雪の重みに対しては「無力」です。
ところがBOSHIN は『弓なり』の形状かつ『円構造』であるため、建物の横方向や上下方向から
来る衝撃を、車のサスペンションのように柔らかく受け止め吸収します。
また、BOSHIN は取り付けるだけで構造材を60~70%以上も強化補強して、構造材を壊れ
にくくし、構造材の耐用年数(寿命)を延命する効果があります。
雪の多い地域では絶えず屋根に積もった雪の重量に住宅構造材は『摩耗・損耗』しながら耐えて
います。つまり大地震など無くとも、雪の少ない台風の少ない地域と比較して『構造材の寿命は
短くなりがち』です。
制震装置BOSHIN は横からの荷重外力だけでなく、鉛直衝撃荷重に対してもその優れた性能を発
揮し、BOSHINを取り付けるだけで家は安全になり、構造材は長寿命になり、お客様の大切な財
産であるご自宅を低予算で、安心安全・長寿命を実現することが出来ます。