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☆制震設計事務所のつぶやき – 構造用合板張り耐力壁の性能 2021年11月27日

 

2.静的試験 合板耐力マニュアル

(合板耐力マニュアルより転写)

 

img_2

 

上記のグラフでおわかりの通り、構造用合板は、50mm程度の変形までなら形状を復元する力を

持っています。しかし、60mm変形すると元には戻らず、そこから急激に耐力が減少するのが

わかります。(塑性化)

グラフには記載がないですが、変形90mmから100mmで耐力はほぼ0になります。

 

【ボウシン+構造用合板9mm】

14-b

 

性能解説0004

ピンクのラインが耐力相当を表しています。ボウシン は取り付けるだけで構造材を60から70%

以上も強化補強して、構造材を壊れにくくし、変形に対する構造材の耐用年数(寿命)を延命

る効果があります。

 

通常、構造用合板は〈赤い矢印の90mmから100mm〉くらいで耐力はほぼ0になるのですが、

このグラフは〈ピンクの矢印160mm〉まで下がっていません。

つまり、衝撃荷重から構造材を『守って延命している』のです。

 

グラフは160mm の地点で一度降下しますが、途中で止まっています。

これは構造用合板が破壊され、合板自体の耐力が喪失してもボウシンだけで荷重外力に耐えて

試験体が倒壊していない、まだ自立して立っていることを示します。

 

最終的に安全限界(100mm 変形したら倒壊する)の倍の200mm 近くまで試験体を変形させて

も、倒壊せず、圧力機の負荷を解除すると『真っ直ぐな状態まで自力で復元』しています。

 

 

地震性能保証

sample

BOSHIN(ボウシン)をご採用いただき、規定どおり施工された建物については、第三者機関によって地震性能保証を受けることが可能です。

保証内容は、期間が20年間、最大2,000万円の建て替え費用負担となっています。

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株式会社 アバン設計は、wallstatのコラボ会員です。
wallstatは、パソコン上で木造住宅をモデル化し、振動台実験のように地震動を与え、最先端の計算理論に基づいたシミュレーションを行うことで、変形の大きさ、損傷状況、倒壊の有無を視覚的に確認することができます。

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