↑ページトップ

地震に強い住まいづくり アバン設計

アバンからのお知らせです
HOME » お知らせ »  ☆制震設計事務所のつぶやき – ②地震に強い家とは

☆制震設計事務所のつぶやき – ②地震に強い家とは 2015年08月28日

111115

 

一般的な住宅は、建築基準法をクリアするだけの耐震等級1であることが多く、構造

計算ではなく、壁量計算という簡易な計算だけを行っていることが多いです。

平成12年に制定された品確法では、建築主の人が耐震性を判断する目安となるよう

に3段階の耐震等級が表示されました。

耐震等級1が建築基準法と同じです。

そして、等級2、等級3となるほど建物の耐震性は高くなります。

許容応力度構造計算で構造設計されている最高ランクは耐震等級3で、耐震等級1が

耐えられる地震力の1.5倍の地震力に対抗出来るといわれています。

 

しかし、日経アーキテクチュアが様々な建設会社が施工した耐震等級3の震度6強の

実物大実験を過去4年間追いかけたところ、一回目の震度6強で最大115mmの変形が

発生した等級3もあり、平均68mm耐震等級3の変形が確認されました。

2回目の震度6強ではその変形の1.5倍~2倍の変形が発生し、それを大地震後の余震と

考えると、余震後もその建物で生活することは困難といえます。

 

それは、もともと建築法の耐震基準は「1度目の揺れで建物が倒壊しない」基準であり、

大きな地震が生じた場合、居住者が「避難する」事を前提としていて、地震後にその

住宅に安全に住めることを保証した基準ではないからなのです。

 

それらから、本当に地震に強い家とは「繰り返す揺れに耐えられる家」であり、

必ずしも「耐震等級や構造評点」が高い家とは限らないということがわかります。

言い換えれば、真に地震に強い家とは、被災時に「被災時の修復費用が少なく、

再生活がスムーズにスタートできる家」ではないでしょうか。

地震性能保証

sample

BOSHIN(ボウシン)をご採用いただき、規定どおり施工された建物については、第三者機関によって地震性能保証を受けることが可能です。

保証内容は、期間が20年間、最大2,000万円の建て替え費用負担となっています。

wallstatのコラボ会員

株式会社 アバン設計は、wallstatのコラボ会員です。
wallstatは、パソコン上で木造住宅をモデル化し、振動台実験のように地震動を与え、最先端の計算理論に基づいたシミュレーションを行うことで、変形の大きさ、損傷状況、倒壊の有無を視覚的に確認することができます。

Copy ©株式会社アバン設計 All rights reserved.